リフォームからリライフへ。
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街でバッタリ!
年中無休で営業しているからという訳ではないですが、
私もどちらかというと余りいろんな所に出歩いたりしないほうです。
それでも地元でずっと仕事をしていると、
スーパーなどでお客様とバッタリ出会う事もあります。
工事をしたお客様のことは、街で会ってもたいていは分かるのですが、
一度打ち合わせをして、そのあと「他社にお願いする」と言って断られたりした場合は、
会っても分からないケースもあります。
昨日のブログでお話ししたお客様
(昨日のブログはこちら)
このお客様とは一度打ち合わせに伺っただけで、結局その後は何の連絡もなかったわけですが、
3年ほどあったある日、街でバッタリ出会いました。
(といっても、私は声をかけられてもすぐには誰か思い出せなかった…)
「こんにちは。その節はいろいろとありがとうございました。」
「えっと・・・」
「あっ、3年ほど前に増築の相談した〇〇です」
(あっ、思い出した)
「あの時の!〇〇さんですか。みなさんお元気にお過ごしですか?」
「それが、実は増築したのですが…」
お話をお聞きしたところ、増築して娘さんが帰って来たのもつかの間の事で、
それから2年もしないうちに娘さん、結婚して家を出てしまったそうです。
「あの時、内山さんが言った通りにもっと冷静に考えてみればよかったです」
そう言って帰っていかれました。
仕事を受注するだけを目的にするのなら、お客様から言われた通りに
増築の見積もりを出せば、もしかしたら受注できたかもしれませんが、
果たしてそれでお客様が幸せになったんだろうか?
受注できなくて、増築しているのを見た当時は、そんな思いもありましたが、
「あの時の事は間違ってはいなかったんだ」
と確信が持てた出会いになりました。