12月5日(火)に、照明メーカー主催のセミナーに参加させていただきました。

テーマは「美しい外構照明と室内照明の考え方」。

講師はメーカー社員の花井架津彦さん。大阪からお見えになりました。

家を建てるということは、とてもお金がかかること。なかなか庭まで予算が回らないのが実情。

でも、外構の照明を少し意識するだけで住宅が高級に見える、と花井さんはおっしゃいます。

(画像はメーカーのカタログより拝借しました)

花井さんが大事にしていることは、『庭屋一如』(ていおくいちにょ)。

字から意味は何となくわかりますが、文献によりますと、

「建物と庭との境界が溶けあうように消えながら、両者が共存し、一体化している様」とのこと。

つまり、建物と庭を切り離して考えず、建物と庭が一体化してみえる照明計画。

まずはしっかり庭を照射すること。

キーワードは「月の光」。自然界の光に優るものはありません。

より高いところから光を落とし込みます。

二階建ての家の場合は、2階の軒下がベスト。

そのためには家を建てる段階で、どのあたりにどんな樹木を植えようか、考えておく必要があります。

次に室内の灯りの、ガラス面への映り込みをコントロール。

夜になると窓ガラスは鏡のように見えますが、映り込みを抑えることができる照明器具を選ぶことで、

家の「内」と「外」をつなぎます。

庭+照明で、グッと住宅の付加価値が上がります。

そう言えば、きちんと考えて演出されている旅館や料亭の庭って、素敵ですよね。

仮に建物が古くても高級に感じます。

これぞ照明の力、魅力ですね。

ハートホームズ長野では、照明セミナーを行っています。

日々、新しい情報を取り入れながら、発信していきます。

このブログで随時ご案内していきますので、ぜひご参加いただいたたければと思います。

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