築年数がたった家に住みながら、「お風呂やトイレがもう少し使いやすかったらいいのに」とお考えの方に、ビフォーアフターが大きく変わるリノベーションの施工事例をお伝えしていきます。
戸建て住宅をリノベーションすると、住み慣れた家を守りつつ新しい機能が加わって、古い家でも快適に暮らせます。
施工エリア面積や施工箇所で変わる費用相場についてもみていきましょう。
事例にみる自由な戸建てのリノベーション
戸建て住宅であれば、建築基準法や各自治体の条例にしたがえば、自由に建物全体をリノベーションできます。
一方、マンションでは、持ち家であっても専有部分のみのリノベーションが可能です。
建物の躯体部分、玄関ドア、サッシ、バルコニーなどは共有部分となり変更できません。
人気のリノベーション施工事例
戸建て住宅で人気のリノベーションは、最新の設備機器の導入や、古い家の間取りを変更するものです。
これらのリノベーションで新しい家と同じように快適に暮らせます。
古い家に最新の機能
冬でも凍えそうな思いをしなくてもいい浴室暖房乾燥機は、健康のためにも追加したい機能でしょう。
浴室使用後も乾燥機を使えば、カビが生えにくく、雨の日には洗濯物の乾燥にも使えます。
また、樹脂の二重サッシなどで部屋の断熱性を高め、床暖房を取り入れれば、冬でもエアコンを使わなくても過ごしやすくなります。
エアコンによる乾燥で、喉や肌をいためる心配もありません。
さらに古いキッチンをお使いであれば、見た目にも美しく、機能的なシステムキッチンにすれば、お料理も楽しくなるでしょう。
暮らしやすい間取り
古い家と最近建てられた家では、間取り設計が大きく違います。
キッチン、ダイニング、リビングがそれぞれ別の部屋になっているなら、間取りを変更して、壁のない広々としたLDKにしてみるのはいかがでしょうか。
広くなったLDKでは、ほかの家族と会話をしながら、個々に同じ空間を楽しめます。
また、子供が成長し独立した後には、いくつかに分かれていた子供部屋の仕切りをとって、広い趣味の部屋にするのもおすすめです。
趣味の書道やパッチワークも大きく広げて作業できますし、来客が寝泊まりする部屋としても便利でしょう。
リノベーションしたくなるお悩み事例
「家のここを新しくしたい!」という代表的なお悩みをみていきます。
また、知っておきたい新しい設備の機能についてもご説明していきましょう。
開放感がない
家を個室に仕切るための壁が多いと、視覚的に狭く感じ、圧迫感があります。
LDKの例のように、仕切りをとって広々とした空間にすると、明るく開放的な雰囲気になります。
独立していたキッチンを、LDKの中で対面式キッチンとすれば、料理、給仕、後片付けまでスムーズにすすめられ、家事の効率も上がるでしょう。
収納が足りない
あれもこれも物があふれて雑然とした様子であると、すっきりした空間にはなりません。
部屋をすっきりした雰囲気にするには、残すものを選別すること、物の収納場所を決めることが大切です。
仕切り板で高さを調節できるシューズボックスが玄関にあると、ブーツや長靴、傘なども収納でき、見た目がよくなります。
また玄関横で、よく使うコートや帽子、掃除グッズなどが収納できるとサッと取り出せ、また使用後はすぐ片付けられて便利でしょう。
さらに、キッチンの収納力も以前とは大きく違います。
棚の奥で眠ったままの食器が食器棚に入っていないでしょうか。
引き出し型の収納があれば、たくさんの食器が収納できます。
一目でどこにどんな食器が入っているか分かるので、棚の奥で眠ったままの食器がなくなるでしょう。
水回りが古くさい
キッチンのほか、毎日使うトイレやお風呂などの水回りは、築年数がたった家でまずは新しくしたいと思う場所です。
配管むき出しの寒いトイレは、見た目も悪く、お手入れもしにくいでしょう。
新しいトイレには清掃機能のついたものもあります。簡単なお手入れで、きれいな状態が保てます。
また、トイレットペーパーや掃除グッズ、手拭きタオルなどをまとめておける収納場所を作ると見た目にもよいでしょう。
お風呂はシステムバスにすると浴槽の保温性が高く、また床や壁の水はけがよいためカビが生えにくく、お手入れが簡単です。
さらにシャワーヘッドが進化していることをご存知でしょうか。
新しいシャワーヘッドは、肌に優しくあたり、毛穴やシワに気泡が入り込んで高い洗浄効果が期待できます。節水効果もあるため、経済的ですので、ぜひ取り入れてみてください。
リノベーションの費用相場と事例
気になるリノベーションの費用と事例についてみていきます。
リノベーションの費用は、施工エリア面積や施工箇所によって変わってきます。
また、採用する設備機器によっても変わりますが、大まかな目安をお伝えしていきましょう。
重点箇所に場所を限定
300万円でリノベーションしたいなら、ユニットバスへの変更とシステムキッチンへの変更など、重点箇所に限定してリノベーションすることが可能です。
キッチンとリビングに限定したなら、システムキッチンと床暖房の導入もできます。
床暖房には、導入しやすい電気式のものと、導入後のランニングコストが安い温水式のものがあります。
どのようなリノベーションを一番やりたいか、種類をしぼるのが重要でしょう。
間取り変更を含む施工
500万円でリノベーションしたいなら、間取り変更を含む施工が可能です。
リビング、ダイニング、キッチンの間取りを変更して、広々としたLDKにできます。
対面式のシステムキッチンにすれば、気分も一新して、新しい住環境になるでしょう。
またキッチン、お風呂、洗面、トイレなどの設備機器を交換して、クロス張替えなどの内装変更することも可能です。見た目にもよく性能も上がり、水回り全般を一新できます。
トイレや洗面の数によっても費用は変わりますのでご注意ください。
家全体の機能向上
1,000万円でリノベーションするなら、設備機器の交換や間取り変更だけでなく、屋根や外壁の補強工事が可能です。
壁は簡単な内装工事ではなく、築年数のたった家では、断熱性や耐震性を高めるため、大がかりな工事が必要となります。施工中は、仮住まいなどの費用も別途必要ですが、住み心地は大きく変わるでしょう。
家の機能を向上させるリノベーションでは、条件を満たせば補助金の対象となるものがあります。
耐震補強工事、断熱工事や太陽光発電による省エネ化工事、介護のための改修工事には国や自治体の補助金がありますので、ご相談ください。
また、耐震性や省エネ化を重視したリノベーションで長期優良住宅の認定を受けられれば、100万円から最大250万円補助金の対象となりますので、ぜひ活用してみましょう。
まとめ
戸建て住宅のリノベーションの事例と、費用相場についてみてきました。
戸建住宅のリノベーションによって、今の住環境に、新しい機能を追加し、暮らしやすい住まいにできます。
また、費用は施工エリア面積や施工箇所、導入する設備機器によって変わります。
どんな住まいにしたいのか、どんな機能を取り入れたいのかをまず考えてみてください。
その上で必要十分な工事について検討することが重要です。
リノベーションを依頼する際は、トラブルを避けるためにも施工経験豊富な施工会社を選ぶことが大切です。
ハートホームズ長野では、お客様の不安やご要望に寄り添い、信頼関係を築いて、住まいに必要な工事をご提案します。
補助金も積極的に活用しております。
快適性を重視するリノベーション工事に多くのお客様にご満足いただいてきました。
今の暮らしだけでなく次世代まで見据え、長く住み続けられる家づくりを目指しています。
リノベーション工事をお考えでしたら、当社にぜひ一度お気軽にご相談ください。