こんにちは!
ハートホームズ長野のインテリアコーディネーターの
喜多由美子です。
今日はひな祭り。女子のすこやかな成長を祈る節句の年中行事。
桃の節句とも言いますね。
私が小さい頃は「お節句だから今日はごちそうだよ」
といつもとは違う「ハレの日」という印象があります。
我が家には段飾りはありませんでしたが、祖母が買ってくれた「藤娘」のお人形があり、
それを飾ってもらうのがとても楽しみだったことを覚えています。
雛人形と言えば先日テレビで見てびっくりしたんですが、
こんな感じだと思っていたら、
今はこんな感じが人気だとか。
購入した若いママ曰く、
「今までのお人形は目が細くて怖かった。こっちのほうがかわいいから」
とのこと。
なんだか伝統が失われる気がしますが、飾る本人が気に入ったものが一番かな?
インテリアコーディネーターの立場からみると、以前より「和室」が減り、
段飾りを作るスペースがなかなか取れないといった住宅環境のため、
上記のような男雛(お殿さま)と女雛(お姫さま)の飾りが多くなっています。
そこでリビングのチェストの上などに、あらかじめ季節のものやテーマに沿ったものを飾る
ディスプレイコーナーを作っておいて、そこにおひな様を飾ると、
存在感があるフォーカルポイントになりますよ。
節句は季節の節目となる行事の日。
「節句」と言って思い付くのは端午の節句。
こちらは男子の成長を祈る行事ですね。
ほかにも節句ってあるの?と思って調べたら、
1月7日七草の節句
7月7日七夕
9月9日菊の節句
計5つあるそうです。
9月9日の菊の節句は知りませんでした(汗)
今は一年中何でも出回っているので、季節感が薄れてきてしまっていますが、
昔ながらの行事を大切にしていきたいですね。