久しぶりのブログ更新になってしまいましたが、おかげさまで元気に毎日活動させていただいております。

台風と秋雨前線の影響でここ数日雨の天気が続いている長野市です。
外壁塗装も今がシーズンということもあり、数現場並行して進めているところですが、
その中の一軒のお宅でのこと。

 

塗装に先立って軒天井の傷んだ部分の張替えも行っておりますが、張り替える場所が
一か所物置になっており、軒天井のすぐ下にポリカの波板で屋根がかかっていました。

張替えにあたり、一度波板を撤去して、新しい波板を張ることになっていましたが、
屋根を剥がしてしまうと、もし雨が降った場合には物置の中に雨が吹き込んでしまいます。

お施主様とも話をしたのですが、どうも雨が降りそうなので、雨が吹き込んで困るものは
他へ移していただき、雨が降っても良い状態にしていただきました。

そして先週に軒天井の張り替えを完了させて、週末に塗装をして昨日(19日)に屋根の波板を
張る予定にしていました。

ところが、週末の雨の天候が続き、昨日も朝から雨が降っていました。
私は「この雨では濡れてしまって作業ができないので、延期だな…」
と考えていたのですが…。

昨日の朝8時前に大工さんから電話がありました。
「これから現場に波板を張りに行きます。」

「えっ、この雨の中で作業するの?」

「だって、明日も雨の予報だし、いくら雨にぬれてもいいって言ったって
お施主さんがかわいそうじゃない」

私は大工さんが濡れてしまうことを心配していたのですが、
大工さんはお施主さんの事を考えていたのです。

普段から「お客様の事を第一に考えて行動しよう!」
と職人さんたちに言っておきながら、
なんたる様か!!

なんか、私は自分が恥ずかしくなりました。

こういう職人さんたちに支えられているんだな…と改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。

まだまだ修行が足りませんね。