こんにちは。
先日、お打ち合わせにお伺いした80歳代のご夫婦の前で、
「最近肩が痛くてお医者さんに行ったら『五十肩です』って言われちゃたんですよ。」
と言ったら、
「あらあらまだ若いのに・・・。」と、笑われてしまった内山博幸です。

若いといっても、あとひと月ほどで52歳になるので「五十肩」も年齢相応だと思うんですけど、
このご夫婦にとってみれば、私なんかはまだまだ“若いもん”なんでしょうね。
日頃の運動不足を反省しました(苦笑)

12月にあるメディア媒体から取材を受けて、記者さんが事務所まで来てくださいまして、
色々とお話しさせて頂きました。
そもそもサラリーマンだった私がなぜ独立してリフォーム会社を興したのか?
当時は何を感じて、どうありたいと思っていたのか?
などなど・・・。

起業した当時の事を思い出しながら(あまり思い出したくない事も思い出しながら・・・)
「そうだよな。こんな想いで始めたんだよなあ」と当時の事を改めて感じていました。

お客様との写真1

起業したばかりの頃、当然OBのお客様もおらず、どうやって集客したら良いのかもわからない中で
チラシのポスティングや飛び込み営業をしていました。
どこのお宅へ伺っても当然のごとく門前払いに・・・。
まあ、冷静に考えれば自分のところに来られても「うっとうしい!」と思う訳ですから、
今考えれば「よくやってたな」と思いますけど・・・。
当時はもうどうしたら自分の想いをお客様に分かってもらえるか分からずに、
ただひたすら訪問してました(苦笑)

そんな中、あるお宅の奥様が話を聞いてくれて、「じゃあ、見積りしてみてよ」と言って下さったのです。
まだ工事を依頼されたわけでもないのに、とにかく嬉しかったのです。

結局そのお客様からは工事の依頼をいただきました。
私にとっては初めてのお客様です。
なぜ私のように実績も何もないのに依頼をくださったのか、お客様に聞いてみました。
返ってきたお客様の答えは、

「私も一応、接客業をしているので人を見る目はあるつもりですよ。
あなたなら大丈夫だと思ったからお願いしたんです。」

と笑顔で言われました。

その時に私はお客様の前にもかかわらず、泣いてしまったのです。嬉しくて…。

そして思いました。
「私を信頼して任せてもらった以上、絶対に裏切ることは出来ない!絶対にお客様に喜んでいただくんだ!」

今でもそのお客様とは良い関係でお付き合いさせていただいていますが、
あの時のお客様の笑顔は本当に私の宝物です。
あの時があったから今があると思っています。

だから、私とご縁をいただいたすべてのお客様に対して、決して裏切ることは出来ないのです。