こんにちは。
最近、五十肩で左腕が頭の上まで上がらなくなってしまった内山です。
昨日から仕事始めとなったのですが、例年のごとく新年の初日は社員全員で善光寺へ初詣に行ってきました。
皆でお参りをしてから、境内にある「びんずる(賓頭廬)尊者」様のところへ行き、
肩をしっかりと撫でてきました。
「びんずる(賓頭廬)尊者」とは、
お釈迦様の弟子、十六羅漢の一人で、神通力(超能力に似た力)が大変強い方でした。
俗に「撫仏」といわれ、病人が自らの患部と同じところを触れることでその神通力にあやかり
治していただくという信仰があります。
(善光寺公式ホームページより抜粋)
昨年の秋口頃から、どうも左肩が痛くて気になっていたのですが、12月ひと月ほどの間に
整形外科のお医者様を3件もハシゴしちゃいました。(笑い)
3件とも受付で受付票をかいて、レントゲンを撮ってから、お医者様の問診を受けるという
流れは一緒だったのですが・・・
1件目のお医者では、
「レントゲンで異常は見つからないけどねえ。たぶん、五十肩ってとこかな(笑い)
とりあえず、今日は低周波治療を受けて、痛みが引かないようならまた来て見て。」
との事でした。
しばらくたっても痛みが引かなかったので、2件目のお医者様に行きました。
「レントゲンを見る限りでは骨に異常はないようなので、おそらく五十肩なのかと思いますが、
もしかしたら別の原因もあるかもしれませんので、しばらく様子を見てください。」
と言われて帰ってきました。
2件とも診断結果は“五十肩”で同じでしたが、どうも納得がいかない私は、
(…というよりも素直に五十肩と認めたくなかったのもありますが)
もう1件他のお医者様にかかることにしました。
3件目のお医者様には、
「人間の肩の部分の骨が〇〇のようになっていて、その周りの筋肉が△△に囲んでいます。
その筋肉が〇△になると、××に痛みを生じます。これがいわゆる“五十肩”といわれるもので、
内山さんの場合もそれに当たります。で、このままの状態で放置しておくと、
やがて肩に激痛が走るようになります。それを防ぐために普段から◎◎の運動を
するようにしてください。次回、〇月△△日に予約を入れておきますので、その時まで
◎◎の運動を続けて、検査に来てください。」
この3件目のお医者様からの説明でようやく納得しました。
やっぱり私の肩の痛みは「五十肩」だったのか。でも、なんかスッキリしたような・・・。
確かに私の想いは「肩の痛みを取ってほしい」だったのですが、同時に
「この痛みの原因はなんなのか?」という不安もあったのです。
1件目と2件目のお医者様は「痛み」の治療をしようとしてくれてはいましたが、
「不安」の払拭まではしてくれませんでした。
それが、3件目のお医者様は、「痛み」と同時に「不安」も取り除いてくれたのです。
私の携わっているリフォームの仕事も同じことが言えます。
お客様は専門的なことを言われてもわからないから、
説明しても、しなくても同じ・・・ではないのです。
出来る限り専門用語は使用しないようにして、わかりやすく丁寧に説明することが
お客様の信頼を受けるために大切な事なのです。
このことを知ってか、知らずか、いい加減な説明しかしない業者がまだまだ多いです。
大切なお金をお客様から託されて(しかも大金を)工事を行う訳ですから、
時間はかかっても、お客様のためにじっくりと時間をかけて、わかりやすく説明する事は
当然の事だと私は思います。